ワークプロダクト

浅海 智晴

用語

ワークプロダクト

用語(英)

Work Product

別名

-

定義

アルファの状態を示す証拠として活動によって生成される具体的な成果物。文書・モデル・コードなど、検証可能な出力を含む。

SimpleModeling

SmartDoxやCozy文書、生成成果物をプロセスのエビデンスとして包含する。

ワークプロダクトは、一つまたは複数の成果物(Artifact)によって具現化または表現される。成果物はワークプロダクトの具体的な形を与えるものであり、プロセス証拠を越えて長期的な知識資産として展開される場合もある。一方で、すべての成果物がワークプロダクトに対応するわけではなく、プロセス上で証拠として管理されるもののみがこの枠組みに含まれる。

Essence

OMG Essenceでは、ワークプロダクトはアルファの状態を示す証拠を担うカーネル要素として定義されている。アルファとワークプロダクトの関係が、プロセス評価と進捗検証の中心を構成する。

Example

例として、「要件アルファ」を示す「要件仕様書」や、「システムアルファ」を示す「システムアーキテクチャ文書」などが挙げられる。